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2007年7月29日 (日曜日)

白い光に、

Hsshowサンフランシスコ、ゴールデンゲート・パーク内にある、デ・ヤング美術館に訪れた。厳格なコンセプトの下に、写真を中心として活動する日本人アーティスト、杉本博司(b.1948)の回顧展が現在、開催中である為だ。2005年9月から2006年1月にかけて、六本木、森美術館で開催された「杉本 博司:時間の終わり」展の巡回展という事だろうか、ちょっとはっきりわからないが、ともあれ代表作がずらりと並び、かなりの充実度。森美術館の展覧会にはタイミングが合わず、行く事が出来なかったので、今回この展覧会に出会えたのは良かった。展示会場の面積ぎりぎりの、もうこれ以上、あと一点でも追加して展示をしたら、ごちゃごちゃ見づらいインスタレーションになっていたのでは、と、思わせる、ギリッギリの飽和点のインスタレーションは見事としか言いようがない。作品を始めとした展示会場内の光の当たっている部分すべてが、のっぺりとした、現実味をまるで失った、ただの白い色、に、見えた。写真シリーズによらず、また、金属製の彫刻の作品ですら、ピカッとひかったその点、そして面は、死んだ光とでも形容出来そうな白で、あとは闇しかなかった。

▼de young: exhibition: Hiroshi Sugimoto: July 7, 2007- September 23, 2007
http://www.thinker.org/deyoung/exhibitions/exhibition.asp?exhibitionkey=658

▼Dialogue:美術館建築研究[7]アートの現場から[4]杉本博司+青木淳
http://tenplusone.inax.co.jp/dialogue/007sugimoto/dialogue7_1.html 

Rich01_4 そして、驚いたのがこの美術館、なんとゲルハルト・リヒター(b.1932)の2004年の大作「Strontium」(右写真)をコレクションに持ってるって事。し かもタダで見れるっ。知らなかった。。エントランスを入って左、気が付くとドスーンンっとそびえ立っているそれに、不意をつかれ、ただただビックリ。そし て近づいて、その強烈な、まさに放射性物質でも放つかのような、カラカラに乾いた光の催眠に、クラ、クラ、と、やっぱり、、ビックリ。

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