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2008年4月20日 (日曜日)

みかんとバロー

080409artgene_1_6080409artgene_2_3 昨日(4/19)土曜日は、建築設計事務所「みかんぐみ」の『Art Gene報告会“Mikan-in-Residence”』を聴きに横浜・馬車道駅前のBankART1929に。Art Geneは、去年9〜10月に僕がアーティスト・イン・レジデンス(滞在制作事業)で滞在していたイギリス、北西部・バローにある施設。“みかんぐみ”のメンバーであ る四人は、僕が滞在したすぐ後、ほとんど入れ替わる感じで、昨年11月から今年3月までの間、順番に一人およそ二週間ずつ、滞在していたらしい。まだまだ現地をリサーチ、というかバローの雰囲気を感じて来たというくらいで、これからバローという街で何が出来るかを時間をかけて具体的にしていくという段階との事。バローは古い工業街であり、産業革命当時はかなりお金の動いた土地であるが、現在は巨大な(おそらく数百億の投入される)原子力潜水艦の製造工場という以外は、終わってしまった“うらぶれた”都市であり、いま街は観光等を目玉に再生の時代を築こうとしている。また、14世紀頃の城跡などの遺跡も少なくなく、少し郊外に出ればピーターラビットの里のような自然が溶け込んだ、何と言うか、漫画家・大友克洋の劇場版アニメ「大砲の街」(1995年制作映画「MEMORIES」と同時上映)のようなところでもある。“みかんぐみ”とArt Geneのバローヘの関わりは大公共事業へ発展するような種類のものではないという事だが、さて、行く末が楽しみだ。

Art Gene報告会“Mikan-in-Residence”チラシ掲載文▶「イギリスの北部イングランドのバロー・イン・ファーネスという場所にある、アートジーンというアートカウンシルに招待され、みかんぐみからそれぞれのメンバーが交代に、2007年11月1 日から2008年3月5日までの期間滞在してきました。
バローは、イギリスの湖水地方の南、また自然の豊かな海辺の町で、原子力潜水艦の基地の町です。そこには、18世紀からのテラスハウスが建ち並んでいて、 まちの表情をつくっています。アーティストである彼らは、そのテラスハウスを題材にアート活動を行うことで、まちの活性化したいと思い、建築家と共同でプ ロジェクトを立ち上げたいと考えていました。

プロジェクトは、これから継続的に続けられる予定で、まだ取りかかったばかりですが、滞在をとおして感じたこと、これからの活動のことの中間報告をさせて頂きたいと考えています。」 

(以下“Art Gene”と“みかんぐみ”の説明文BankART1929 mail news - Vol.231」より)
Art Gene
アーティストのSturt BastikとMaddi Nicholsonらが立ち上げたart councilで世界の数々の国からアーティストインレジデンスを行い、アート活動を続けている。
http://www.artgene.co.uk/ 
(日の丸のアイコンをクリックすると日本語のページがあります。)
みかんぐみ
加茂紀和子、曽我部昌史、竹内昌義、マニュエル・タルディッツの4人のメンバーによる建築設計事務所。本町ビルシゴカイに事務所がある。
http://www.mikan.co.jp/ 

.........................
以下は僕のバローでの制作滞在記
http://hajimemizutani.cocolog-nifty.com/blog/art_gene_1/index.html

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