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2008年4月16日 (水曜日)

くるっとまわっていっかいてん

222 もう終わってしまったが、というか報告がずいぶん遅れたけれど、先月末(3/30)日曜日、AAN(アート・オウトノミー・ネットワーク)主催で、「ふたつのアートミーティング」という企画の一つ、横浜のZAIMという施設で開かれた「ポートフォリオ・ミーティング」に参加して来た。天野太郎(横浜美術館主席学芸員)、住友文彦(東京都現代美術館/アーツイニシアティヴトウキョウ(AIT))、Colin Guillemet (PILOT)のお三方をゲストに、16名のアーティストが、それぞれ5分間のプレゼンテーションを行ない、引き続き5分間ゲストと共にディスカッションを繰り広げ、観客はそんなこんなを観戦っというもの。早い話がプレゼン大会。なんつーかアーティスト傾向いろいろ過ぎてビックリした。AANのポートフォリオ・ミーティング宣伝文は以下。

「アーティストが活動のチャンスを広げるためにキュレーターや観客の前で公開プレゼンテーションを行います。ポートフォリオや画像を活用してアーティストが 自分の言葉で作品について発表していくものです。アーティストは、他者の目を通して自作を再認識し、国際的なキャリアを築くためにキュレーターと実践的な 意見交換をしていきます。・・(中略)・・これまで作品を鑑賞するだけの立場であった観客が普段出会うことのないアーティストやキュレーターと直接話すことで、コンテンポラリー・アートに 触れる機会となります。」

AAN(アート・オウトノミー・ネットワーク)▶http://www.a-a-n.org/

もちろんこうした目的が主催者側にはあり、参加するアーティスト各々もおそらく多分少なからず何か個人的な“参加する目的”を持って、このイベントに臨んでいたのだと思う。ぶっちゃけアートファンかアートを商売にしようとしてる人々を対象にしたイベントではあるのだと思うけれど、なんとなく、何かそれを越える、つまりそれ自体が目的化したイベントと捉えて展開してもいいんじゃないかな、と、思った。具体的な前述したようなイベント目的を排除する事で、アートを興味のある人の為だけに在るものではなくって、興味のあるなしに左右されないものとして存在させる事が出来ないかなと。先日観客として聞いて来た世田谷美術館での「存在」をテーマにしたシンポジウム(→過去エントリ)は(全公演を観戦出来なかったのに言うのもなんだが)、際立って“なんのために?”開催されているのかが見えないイベントだった、に、も、関わらず、ヘタなグループ・ショーを観るよりもずっと充実していたように感じた。それはAANの「ポートフォリオ・ミーティング」しかり。雑多である事がそのままイベントを作っているようだった。

▼『くるっと・まわって・いっかいてん』歌:キグルミ
アニメ「ケロロ軍曹」第155話(2007/4/7)〜第168話(2007/7/7)エンディングテーマ

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