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2008年8月16日 (土曜日)

展覧会【所沢ビエンナーレ・プレ美術展】のお知らせ

この夏、8月27日(水)〜9月12日(金)の会期で、埼玉県所沢市、西武鉄道旧所沢車両工場で開催される「所沢ビエンナーレ・プレ美術展【引込線】」に 参加します。近年、アーティスト・イン・レジデンスによる多くの海外滞在の為、およそ三年ぶりの日本国内での発表となります。ご覧下さい。

Tokorozawa_tirashi

{参加アーティスト}
中山正樹、戸谷成雄、遠藤利克、伊藤誠、高見澤文雄、多和圭三、建畠朔弥、大友洋司、岡安真成、木村幸恵、窪田美樹、増山士郎、手塚愛子、水谷一、山下香里、山本糾

■展覧会名:所沢ビエンナーレ・プレ美術展 引込線
■会場:西武鉄道旧所沢車両工場(〒359-1124 埼玉県所沢市東住吉10-1)
※西武新宿線または西武池袋線にて所沢駅下車、西口より徒歩2分。お車の方は、駐車場の用意はございません。(隣接する有料駐車場をご利用ください)
■会期:2008年8月27日(水)〜9月12日(金)(会期中無休)
■開場時間:午前10時ー午後6時
※台風や地震などの不可抗力により、予告なく内容の変更や会場を閉鎖する場合があります
■入場料:無料

※下の地図「そごう西武所沢センター」と記載されている場所が会場になります。

■公式ホームページ:http://www.tokorozawa-biennial.com
■お問い合わせ:
TEL) 080-3537-3021 / Eメール) t.endo@wind.ocn.ne.jp 

■企画概要(所沢ビエンナーレ・プレ美術展フライヤーより)

「所沢ビエンナーレ」は、2007年霜月、所沢市にゆかりのある美術作家数名の発案により始動いたしました。

発足当初からの主旨は、「表現者の原点に還って作品活動のできる場をつくること」でした。なぜなら、表現者といえども、刻々とかわる時代状況や美術思潮の変遷から無縁ではなく、そうした意味で、現在こそまさに、表現の純度、表現の強度を保つことの困難な時代状況にあると思われたからです。

その要因のひとつは、バブル期以降の美術をめぐる経済の肥大と衰弱。そしてその波の中で、多くの美術家や美術館員が指針を見失っていったこと。もうひとつは、その自己崩壊のなかで、美術思想は衰弱し、逆に、それに反比例するかのように、美術作品の極端な商品化、状況のコマーシャル化が進行していったことにあります。

たとえば、秋葉原風俗を背景にした一連のフィギュア・ポップもその一つといえますが、その凍りついたような人工性と一面性と表層性が、無差別殺傷事件に象徴される、深層からの逆襲を招いたといえます。美術思想とは本来、表面から闇に向かって垂直に下りてゆくパースペクティブを獲得する知であったはずですが、闇を欠いた表層の美術とその周辺は、皮肉にも闇の側に飲み込まれることになったのです。美術が今取り戻さなければいけないのは、表層の快楽ではなく、闇を含めた存在の全体性の回復なのだと思います。そして、今それをなしうるのは、ギャラリーでもなく、美術館でもなく、作家自体の行動なのだと考えます。

このような経過の下、私たちは今年、自主企画展「所沢ビエンナーレ」・プレ美術展「引込線」を開催することになりました。また、参加者は美術家だけに限定されるべきではなく、美術批評家をはじめ、美術館員、美術教師、学者、思想家といった、美術を構成するすべての成員に、私たち美術家と同じ立場で参加して頂くべきだということになりました。

そうした意味も含めて、この展覧会は、前例に無い、画期的なものになるだろうと考えます。
「引込線」という展覧会のタイトルには、美術に係わるものの覚醒した意志を引き込む、吸引力のある磁場をつくり出したいという、作家側の切なる意図が込められています。

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